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節の意味

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皇紀2686年7月8日 2026年7月8日

素人は、相場を直線的に考える。

この節を超えたら上。
ここを割ったら下。

高値を抜いたから買い方の勝ち。
安値を割ったから売り方の勝ち。


だがな、相場はそんな単純な
話じゃねぇんだよ。
 

戦争と同じだ。ある要塞を攻め落とした
からといって、戦争が終わるわけじゃない。


いったん買い方が節目を突破しても、
売り方が反撃して、再びその節目を取り
返しに来る。


逆に、売り方が安値を割ったとしても、
買い方が反撃して、割れた場所まで押し
戻すこともある。


相場では、こういう
陣地の奪い合いが何度も起きる。


ところが素人は、一回節を超えただけで、

「はい、買い方の勝ち」
「これで上昇トレンド確定」

と決めつける。
それで、いったん抜けた価格が戻ってくると、

「節を超えたのに、なんで下がるんだよ」

と怒っちまったりする。

節を超えて戻ったとしても、
売り方の反撃が始まっただけだ。


一方的に攻撃し続けて、相手が何も反撃せずに
終わる戦争なんてほとんどない。


買い方が攻めれば、売り方が反撃する。
売り方が攻めれば、買い方が反撃する。


その攻防の結果として、
高値と安値が作られ、相場の波ができる。


だから、節目を超えたことだけを見るんじゃない。


突破した後に、どこまで進めたのか。
反撃を受けた時に、どこで踏みとどまったのか。


奪った陣地を維持できたのか。
それとも、すぐに奪い返されたのか。


そこを見るんだよ。
節を超えた瞬間に勝敗が決まるんじゃない。


その節を挟んだ攻防を見て、
どちらの軍が押しているのかを判断する。


こう考えると、相場が行ったり来たり
することにも腹が立たなくなる。
 

相場の波とは、
買い方と売り方の陣地争いの跡なんだ。

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