億万長者を目指す全ての方へ
このサイトは私の血と情熱と笑いで書き綴っています
過去記事
コラム
2018年10月23日
おまいらまずはランキングポチしてから読めよ。
皇紀 2678年 10月23日
自分がリスペクトしているトレーダーと相場観が一致した事があるとする。
最初の頃は、嬉しかったりするもんだ。 俺もそうだった、相場の見立てがこの人と
同じだわ・・・・ チャートを読む力がついてきたんだなあ・・・ なんて思ったり
する。 でも、こういう時は非常に危険だと思ったほうがいい。
ちなみに、素人の相場観は100%外れるので逆をやればいいだけの話だ。 しかし、凄腕
のヤツの相場観であったとしても危険だ。 見立ては確かにそうなるかもしれないが、
トレードってのは自分のLCにかからずに利食いが出来なければ、利益にはならん って
問題がある。 トレードにおけるLCってのは資金を守る為の保険であり、例え後から
自分の思惑通りになるとしても、一時的なふるい落としでありその後に行くと思った
としても絶対に実行しないといけない。 しかし、リスペクトするトレーダーと意見が
一緒だったりすると、この場合に躊躇しちまったり固執しちまう原因になったりする。
そして酷い事になったりする。 だから、他人の相場観は聞かない方が良い、俺は
相手がそれなりのトレーダーの場合に、相場観の話はしないでくれと言う。
逆に、素人の相場観の話は大歓迎だ。 後輩の会社で株好きのバカ上司が何を買った
って情報はスグにラインで飛んでくるようにしてある。 為替の「かの字」もしらない
ヤツが「ドルが安いから両替しにいった」なんて話を聞いたら鉄板だ。
しょうもない裏目を見つけて逆をやるのは、個人的には、最強のテクニカル
指標なんではないか? と思っている。 しかし、相手がプロでそれなりとなると
悪影響が出る場合が多い。 一目置いているだけに意見を尊重しちまって、イロイロと
やらかす。 いつもより大きいポジションを持ってみたり、LCを躊躇しちまったり
まあ・・・・ 良かったことよりも、悪い事のほうが多い。 相場観なんてモノは
鋭いにこした事はないが、トレーダーで成功するための絶対条件ではない。
相場観がメチャクチャ凄いヤツでも、資金管理がダメとか、意地になってLCが出来ない。
なんてヤツは飛んじまうだけだ。 実際に知り合いでもこういうのがいた。
物凄い相場観の持ち主で、500万から始めて一時は数十億を越えるまで行ったが、途中
からおかしくなり対処できずに、タネを全て飛ばした。 ソイツは最後、電車に飛び込
んだ。 ソイツの場合、何年も上手くいき 自信もあったし経験も豊富だった。
タネを飛ばしたからと言って、命まで飛ばす必要はないと思うんだが絶望しちまった
んだろうな。 気持ちは理解できるが、相場に自分の意思を貫き通して、全てを失うって
のはマズイな。相場が違う方向に行けば、スグに意見を変える必要がある。
言い換えると、相場観では最初に思った意見に絶対的な一貫性を持ってしまうと、
とんでもない事になる。 俺の場合、とんでもない事になると、電車に飛び込む
事はしないが、しばらく旅に出る。 何年か前、大きく飛ばした時に、女を連れて電車に
のり鬼怒川温泉に行き泣きながらオッパイ枕で寝た。 気持ちが切り替わるのに3日
くらいかかったぜ。