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2018年08月18日
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皇紀 2678年 8月18日
トレードの質問をされる時に思うことがある。 質問の内容が抽象的すぎるので答えようが
ない って事だ。 例えば・・・・
トレードで勝つ方法は何ですか? こんな質問だと答えようがない。
勝つ方法はいくらでもあるので、だから もっと具体的に質問をしないと自分の知りたい事
ってのは得られないのである。 具体的にする事を 抽象度を下げるなんて言い方をする。
例えばこの場合、私はこのようなルールを使っています。 過去200回のトレードで
勝率がコレ 期待値がコレ 最大ドローダウンがコレです。 何か改善点というか
アドバイスを頂けますか? こういう質問だと答えようがある。
トレードで勝つ方法はなんですか? って質問の抽象度をさらに上げた場合は こうなる
株って儲かる? さらに上げると 何か儲かる事ってない?
つまり、抽象度を上げれば上げるほど、色々なモノを網羅していくのだ。
抽象度を下げれば下げるほど、具体的で限定的な話になっていく。
だからと言って、移動平均線は何がいいですか? なんて超具体的て抽象度の低い質問
も答えようがない・・・・ 決めてしまえば何でもいいからだ。
となるとだ・・・・ 質問をする時点で、ある程度のレベルの事を理解出来ない者が質問して
も自分の欲しい解決策ってのは、ほぼ手に入らないって事になる。
ある程度って事は、抽象度の高いレベルから抽象度の低いレベルの話までの範囲を理解する
って意味だ。 しかし、経験がないがないと、今の問題がどのレベルにあるのか?
って事がわからないから、抽象度が低いのか? 高いのか? がわからない。
軍隊の兵士に例えれば、パイロットもいれば、歩兵がいたり、砲兵がいたりする。
抽象度を高くすればこれらは全て兵士となる。 抽象度を下げると、パイロット、歩兵
なんてなるが、サラに下げていくと 攻撃ヘリのパイロット 戦闘機のパイロット と
さらに具体的で限定的になっていく。 だが、これらの知識がまったくない者からすると
パイロット と言ってもそれぞれの専門があるとは思えないし、イメージがわかない。
離婚専門の弁護士だろうが、刑事事件専門の弁護士だろうが、一般的には法律の専門家として
弁護士を見るのと一緒である。
トレードってのは、自分のルールに落とし込む時には、極限まで抽象度を下げていかないと
実戦でルールとして使うことが出来ない。 抽象度が高いと全てが曖昧になるからだ、
しかし実戦では、曖昧は許されない。 どうなったらエントリーするのか? これは具体的
に値段を入れないと注文できない。 節を超えたら買ってください と注文は出せない。
MACDがダイバージェンスしたら、買ってください と注文の出せる業者は存在しないからだ
ロスカットの設定も曖昧では許されない、ダメだと思ったら売ってくださいと言う
注文は受け付けてもらえないからだ。
ノウハウというものは、極限まで抽象度を下げたモノである。 そして、これは他には転用
できないモノであり、トレードの場合はいずれ使えなくなる。 だから、抽象度の高いところ
から、一番低いところまで 自分で理解して落とし込む必要がある。 これは物凄く頭を
使う仕事であり、学生時代から暗記の詰め込み学習のクセがついている者、自分で考えると
言う習慣のない者には、苦痛でしかない。 またドコから手をつけて良いかサッパリわから
ない。 こういう時に、このパラメーターをセットして、移動平均線がこうなったら
エントリーして下さい って商材に物凄く魅力を感じてしまうのである。
そして、こういう連中の事を「情報弱者」と呼ぶ。