皇紀2676年　8月26日　

エントリーはどうでもいいと言っているように聞こえると、言われることがある。

トレードの重要度の中では、10%程度の要素でしかないと思っているので

確かに「どうでもいい」という言い方もあるが、正確には

どのようにするのか?　決めてしまえば何でもいい　

という方が的確な表現だろう。　例えば、俺はブレイクアウトを狙うが

このポイントって、素人の飛びつき買いの場所と何ら変わらない。

全く一緒と言ってもいい。　上ヒゲ最先端なんざ、ほぼ毎日だ

買った瞬間、横ばい地獄　こんなのやらせたら、日本一の自信がある。

素人のソレと違うのは、十中八九　どうせひかされんだろうな・・・・

って思っている点だ。　しかし、たまーに　ホームランが出る。

玉をのせのせ　で行けば　チョビチョビ負けたのを全てひっくり返す。

これは、素人の逆をやれば儲かると思い、ブレイクすると思われる場所を

売りで叩いてみたりしている時に気がついた。　まだ勝率だけに意識が

行っていた時だったので、とにかく高い勝率を考えていた。

逆行されても、ナンピンしてみたりもしてた。　そして、ほぼ毎日勝ち続けて

ある時に、ドカーンって飛ばす　を繰り返した。　

だったら、この逆をやりゃいいだろ・・・・　毎日、毎日　チビチビ負けて

大きな波が来たときに、乗ればいいだろ。　こういうやり方になってからは　

エントリー　=　ただドブに金を捨てる行為　

と考えるようになり、期待しないから逆行されても頭に来ない。　

だけど計算したら・・・・　アレ?　勝っているよ・・・・・　

こういう感覚なので、エントリーに対する思い入れが他のトレーダーより

少ないのだと思う。　だから、エントリーなんざどうでもいい　という感じに

聞こえるのだろう。　「一貫して決めてしまえば何でもいい」

世間でオカルトとされている方法だろうが、サイコロを振ろうが、

使い古されたシステムだろうが、　何を使うか　決めて　しまえばいい。

何かが正解なんてモノは、相場では存在しないのだから　

エントリーに神経やエネルギー　を注ぐより、資金管理や建て玉に神経を

注いだ方が良い結果が出るのだ。