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2016年08月18日
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皇紀 2676年 8月 18日
人は目の前にあるモノを見ているようで、実は見ていない。
街を歩いて、何人もの人とすれ違っていた場合、すれ違った人の顔や服を
全て記憶できるヤツは、いないだろう。 しかし、知り合いだったり友人で
あれば、気がつく。 すれ違った人も見ているという点では見ているが
自分にとって意味のない情報の場合には、情報として入ってこない。
チャートを見る時もそうだ、何もわからない状態で初めてチャートを見ても
意味がわからないが、知識が入ったり、経験を積む事によって。
チャートを見て、意味がわかってくるようになる。 誤解してほしくないのだが
この後の展開が読めるという意味ではない、今 どのような状態か?
という事がわかるだけだ。 しかし、知識が浅かったり断片的にしか知識が
入ってない状態だと、チャートの局部だけを見て判断してしまう事が多い。
これは知識に限らず、感情移入している場合てでも同様だ。
少し前に、大損したチャートと似ていると・・・・ これはダメだと決めつけてしまう。
チャートそのモノに意味はなく、ただその時の値段を表示している時間軸で
始値 高値 安値 終値 を表示しているだけであり、未来がこうなると
予測できるモノではない。 しかし、人間はそこに勝手に意味を作り出す。
このチャートパターンはこういう心理が働いているから、この後にこうなるだろう。
なんて感じで、勝手に妄想をふくらませて、それを信じ込みポジションを持つ。
性質の悪い事に、それがほぼ確実にそうなると思い込んでしまう場合が多い。
こうなると、イロイロなモノが見えなくなる。 自分にとって重要でない情報を
全て遮断してしまうからだ。 人ごみですれ違う人の情報が一切入ってこない
と同じように、自分にとって都合の悪い情報は見えなくなるか、見えてもそれを
否定してしまう。 ずいぶん前の話だが、20名くらいに出来あがったチャートを見せて
ドコで買う? と質問したら 全員がAという地点を示した。 そこで、そのAという
地点までチャートを戻して、アンタら ここで買える? って聞いたら、ほぼ全員が
怖すぎる・・・無理です こんなトコでは買えません って答えた。
残念ながら、出来あがったチャートの真ん中で注文させてくれる業者は
この世には存在しないのだ。 チャートの右端で注文をさせてくれる業者しか存在
しない。 不確定な状況下で、判断して決断を下さないといけない。
この時に、人はそれぞれ自分の都合の良い解釈を始めてチャートを見る。
その判断が正しいか? 間違っているか? という事を必死に考えて悩む。
そして、都合の良い解釈で決めた事を信じ込み、ポジションを持つ。
そうなる前に、こう考える事だ。 正しいか、間違っているか? こんな事は
誰にもわからない、俺も知らないし、知りたいとも思わない。
違ったら切るしかない。 お金がかかっている以上は、真剣にチャートを見る
これは確かに大事だが、その先に何が起きるのか? これは知る必要がない。
沢山の試行回数を繰り返した結果、トータルで勝てるというモノをやり続ける。
これ以外に方法はない、これを本当の意味で受け入れる事だ。
こういう考え方になると、自分の都合でチャートを見る事がなくなり、
都合よく解釈したモノを根拠に、トレードをする事がなくなり、目の前にあるモノ
が見えるようになってくる。 どうあってもかまわないと思うと、見える。
うーむ・・・・・ 奥が深いゲームだねぇ・・・・