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2015年07月24日
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皇紀 2675年 7月24日
人の数だけ、解釈がある。 これは世の中に起きている事全てに当てはまる。
全員が、同じ価値基準や同じ解釈であったら大変な事になる。
特にトレードの世界では、売買が成立しなくなる。
例えば、高値圏で 伸びが悪くなってきたから、買いの勢いが弱くなった
という解釈があれば、これだけ高値に来たのに、押しをつけないのは
強い証拠だという解釈だってある。 ある者にはパニックになる急落が
まだ上があると思っているヤツには、安く買えるラッキー って思うかも
しれない。 ローソク足が出来た、言い換えると値段がついているという事
は必ず反対意見の者が存在する証拠なのである。
つまり、違う解釈の者が存在しなければ、売買は成立しない
売買が成立しなければ、儲かるとか勝つとか それ以前の問題である。
ようするに儲けようがない。 勝っているトレーダーはチャートの見立てがうまい
と思うかもしれないが、実は素人のソレと大差はない。
チャートの見立てを間違えなかったとしても、自分のロスカットにかからず
利食い出来るのか? ってのは別の次元の話と思った方がいい。
そういうのも加味すると、チャートの見立てが 8割当たっていたとしても
勝率じたいは3割程度になってしまう。 3割と聞くと、3回に1回勝てるんでしょ?
とか 10回に3回勝てるんでしょ? なんて思うヤツがいるが、それは統計
が取れるだけの標本が集まっての話だ。 大数の法則が作用するとされる
200回以上 って事になると、200トレードのウチ 60回しか勝てないって事
であり、最初の 100トレードが全敗って事だってありえる。
あくまでも、大数の法則が作用するほど やり続けたらトータルでそうなった
って事になる。 こう考えた時に、当てようと思って必死にチャートを見て
悩んで、不安になり、一大決心をしてから エントリーをするなんて事
をやっているアホは、大数の法則が作用するまでトレードを続ける事は
精神的に無理だろう。 悩んで迷って、複雑に考えすぎて ひと月に10トレード
しかやらない者は、200トレードするのに 20か月もかかる。
となれば、最初の半年間 ずっと負け続ける事だってありえるし
13か月間 負け続ける事だってありえる。 これで精神的に耐えられるのか?
って問題が出てくる。 教え子たちを見ていると、強さとトレード回数は
比例する。 強くなれないヤツは、一つ一つのトレードに感情移入しすぎるので
ひかされるとショックを受けて、次のトレードにいけなくなる。 だから回数が
少ない。強いヤツは、学習しないバカと言うか 何度だまされても、
ふるい落とされても何度でもはいれる。だから回数が多くなる。
デタラメに手数を増やせという意味じゃないが、考えても仕方がないことを
考えていれば、手数はどうしても減る。 トレードで勝てませんって言っている
アホのほとんどが、勝てませんと結論を出すほど 一つのルールでトレード
をしていない。 トータルで考える、そのトータルと言うのは最低 200の標本
が必要だ。 200トレードやってトータルでプラスなら、まあ ルールとして
採用していいって事になる。 1日に 10トレードするなら、月に200トレード
は行くだろう。 月に10回しかしないなら、そのルールが使えるのか?
って事を判断するのに 20か月かかるって事だ。 こういう観点で自分の
している事を考えてみな? 今、自分のしている事が統計を取るのに
どのくらいの日にちがかかるのか?って事を。