皇紀　2674年5月19日

英会話を習い始めているんだが、俺は発音がいらしい。

学校で勉強しなかったせいか、ジャパニーズ英語が染み付いてなく

変なクセがないのが幸いしたようだ。

語学留学したヤツが言っていたが、ジャパニーズ英語のクセを

治すのでエライ苦労をしたそうだ。　

学校で一生懸命勉強した事でうける悪影響ってのは英語だけでなく

ほかにもある。　公立の学校での教育現場では日教組が幅をきかせているので

左翼偏狭思想、戦後民主主義の悪影響を受ける。

また、どんな政治システムであれ学校とは労働者と兵隊を育成する場所

なので、努力すれば報われるとか汗水たらす労働が貴重だと教え込まれる。

努力すれば報われるなら世の中に貧乏人はいなくなる。

この考え方が染み込んでいると、トレードでお金を稼ぐなんてとんでもない

なんて考え方が心の奥底に住み着いて、トレーダーとしての成長を阻害したりする。

社会に出て人に嫌われないように、ハブにされないような人間になるには

学校教育は素晴らしい。　しかし突出した成功者を作るには向いてない。

幸いにも俺は学校にいかなかったから、左翼思想の影響を受ける事がなく

横並び意識がなく成功するための弊害となる思考にならなかった。

成功するトレーダーはタフでも精神的に強いワケではなく、不安や恐怖を感じな

いだけである。　間違える事になんの罪悪感も感じないので

逆行されたら、あーそうきたのねハイハイ　でロスカットをするだけだ。

人間社会は間違える事に、あまり寛大でない社会なのでどうしても

見込み違いのトレードをしないように、ひかされトレードそのものを

避けようとしてしまう。　これは長年染み付いた思考なのでちょっとやそっとでは

帰る事はできない。　人間の本能で怖いと感じる事の逆が相場ではよく起きる

怖くて仕方ないトコでエントリーしたら上手くいったり

もう利食いたいって感じるトコで追撃をすると上手くいったりするのは

誰しもがそう感じる場所ではうまくいかないからだ。

一般常識をわきまえた素晴らしい大人が、それは無茶だろ　ってトコが

チャンスだったりするのだからタチが悪い。　

自分が今、当たり前に思っていて無意識のレベルで絶対に間違いない

って思っている事が実は　トレーダーの成長を阻害していたりする。

トレードで反論の余地のない事、説得力のある意見、誰がどう見てもこうだろ

って事は　まず実現しないと思ったほうが良い。

おまいがレンジだと思って買った場所から底抜けするのは

素人のおまいですら　レンジ　と気がつくチャートでは　プロは逆をやると

いう事を理解しないとダメだ。　ダマシのないチャートは弱い

騙せば騙すほどそのチャートは強いって事を　そろそろわかろうぜ。