皇紀2672年　3月13日

目標設定で、達成できなかった目標を振り返ってみて解放すると

いう話をしてきたが、今度はいまから目標としてみようと思う事に

ついて、どういった感情が生まれるか？　考えてみる。

達成する必要がある!!　とか　やらなくてはならない!!　という気持ち

かもしれない。　これは達成できなかった目標とダブる場合がある。

達成出来なくて自己嫌悪になっていた場合、どうせ俺には無理なんではないか？

なんて思っちまうし、それが実現できるとどうしても思えない気持ちになったりする。

俺が禁煙をした時には、やめる事なんて出来るのだろうか？　

なんて気持ちになったし、いきなりは無理だから少しづつなんて言い訳して

つい吸っちまったもんだ。　目標を何度も未達成してきたし、下方修正してきた

習慣が染みついちまっているので、どうしても建てた目標にリアリティが感じられなく

むなしい気持ちになったもんだ。今の目標について考える段階では

達成できなかった目標を思い返して解放した後なので、少しは抵抗がなくなっている

はずだ。　これをキチンとしてないと、抵抗を持ったまま目標を建てる事になり

ソフトをいくつも立ち上げっぱなしのPCで仕事をする事になり、

ブレーキをかけながらアクセルを踏んでいる状態だ、だから最初の解放を

時間をかけてキッチリする必要がある。　

ここを、クリアにしていくと　目標に対するこだわり執着がなくなってくる 。

達成する事に執着がいかなくなってくると、結果的に上手く場合がある。

セドナメソッドの意図するところは、実はここにあるそうだ。

目的を果たしたいから、セドナを使う　という考え方だとワナに陥る。

とらわれのない状態、心が自由な状態　というものがセドナの最終的な目的である

ので、　目標にとらわれて心が制限されている状態というものは、結果的に

目標の達成を妨げてしまう。　多くの自己啓発本には、目的・目標を明確にしろ

と書いてあるし、紙に書いて毎日読めといったものが多い。

ここで、多くの者が勘違いをしてしまう。　たしかに、目標の明確化は大事なんだが

それに執着しろとは言ってない。　目標を達成すると決心する事と執着する事を

混同してしまうケースが非常に多い。　　ここをクリアにさせる為に、解放をする。

今目標に対してどんな感情が浮かんでくるか？　

これを続けると、目標を達成したいとすら思わなくなる。

欲しい欲しい　と思っていた時は手に入らず。　気がついたら

アレ？　それ余裕で買えるんですけど？　って状態である事に気がつく。

俺が初めて高級車を買った時がそうだった。　

トレードで勝てるようになったのも、聖杯がないと気がついて勝つ事にこだわらない

状態になった時に、気がついたら利益になってたわ・・・・　って感じなんだ。

共通していた点は、目標の結果に執着してなかった。

今、達成したい目標に対して何を感じるのか？　　承認・制御・安全　

これを識別して、解放をする。　何も思いつかなくなるまでやると潜在意識が動き始める。