皇紀　2670年　5月12日

新しい知識・チャートパターンを覚える時に。重要な事がある。

その知識を、実戦で使う場合には必ずチャートの右端で決断

しなくてはならない!!　と言う事である。

例えば、MACDのGCで仕掛けるというシステムでトレードをするとする。

そうすると、多くの者はGCしている場所を見つけて、この通りに仕掛ければ

勝てると確信して　ついに見つけた!!　魔法の法則!!　と躍り上がる・・・

しかし、実際にはチャートが完成した後だからこそ、そこがGCするとわかって

いるのであって、その直前ではわからないのである。　わかるのはせいぜい

GCしそうな雰囲気だという事だけである。　実際にはダマシが多いし

そういったモノも考慮して、仕掛ける事になれば　とてもじゃないけど

ついに見つけた魔法の法則!!　とはならないのである。

チャートパターンもそうだ。　押し目をつけて反発してから仕掛ける　と言うが

そこが、本当に押し目かどうか?　これは後にならないとわからないのである。

押し目を完了したか?は、リズム・日柄調整・出来高調整などを経験則から

ある程度は予想するが、それだってせいぜい3割程度である。

押し目をつけて反発した途端に、次の日に下落なんて事は日常茶飯事だ。

だけど、ついに見つけた!!　と期待した分、ショックが大きくその方法を使うのを

やめてしまうのである。　そして、また次の必勝法を求めて彷徨う。

こうして、永遠のジプシーになってしまうのだ。　何か一つ方法を決めたら

シュミレーションをやる事、それは一コマ一コマ、進める形でやる事。

そうでないの何の意味もないのである。