皇紀　2669年　1月7日

人にトレードを教えていて痛感したことだが・・・

やるだけ無駄という事を、体験させずに答えだけを教えても

理解しないヤツが多いということに気がついた。

こっちは親切心で　それは無駄だと教えるのだが

それでも何かある　と考える。

俺が　検証をしろと口を酸っぱくして言っているのは

必勝法や勝利の聖杯を　見つけさせるためではない。

そのような事は　するだけ無駄という事を理解させる為だ。

西田塾で西田先生に言われた事がある。

無駄な事をして無駄だと理解する事は
物凄い学びなんだぞ。

それを聞いた時、面白い人だな　で笑ってしまったが

今はそれが骨身に染みる。

死んだ我が子を生き返らせてくれと　お釈迦様に頼んだ母親のように

多くの者は無駄な事(トレードで確実を求める行為)をする。

お釈迦様は　誰も死んでいない家からケシの実を持ってこいと言って

母親に無駄な事をさとらせた。　これは凄く効果のある学習方法だと思う。

まずは、テクニカルやパラメーターをゴチャゴチャいじらせて必勝法を探させる。

そして、どんな時も　機能するシステムなど存在しない事を理解させる。

この順番を踏むことによって、確率で考える事の意味をわからせる。

この無駄を省略して　答えだけを教えても　人は信用しない。

散々　やったうえで経験した事を教えているのだが・・・・　

子供説明する時は難しい事を簡単にして教えないといけないが
大人にモノを教える時は　簡単な事を難しく説明しないといけない。
サラに言えば、無駄な事を教えて体験させると理解が深まる。

そして、それらを理解したヤツが口をそろえて言う言葉が

全部　内田さんのブログに答えがあった、なぜ気がつかなかったのか?　と・・・・