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2017年04月20日
おまいらまずはランキングポチしてから読めよ。
皇紀 2677年 4月20日
脳の働きについている本を読んでいたら興味深い事が書かれていた。
脳というモノは曖昧に記憶しようとする。
脳は知っている事は覚えようとしない。
なるほどなぁ・・・ と思った。 同じ事を何度言い続けていても耳に入らないヤツ
ってのは、それは知っていると思い込んでいる為に、事実確認をしないという事だ。
そして、記憶というものが曖昧な理由も脳がそうしているからだ。
厳密に見たモノを覚えられるとなると、とんでもない情報量を処理しなくてはいけなく
なる。 信号機を見て 赤い電球のトコの直径は・・・ ポールの高さは・・・・
こんな感じで全て厳密に記憶したら、脳がパンクしちまう。 そこで、だいたいの
感覚で覚えるようになっている。 電話帳を一瞬で記憶する能力の持ち主がいて
その人は、人の顔が覚えられなかったようだ。 人の顔を厳密に記憶しちまうと
怒っている時の顔、落ち込んでいる時の顔、寝不足の顔、むくんでいる顔 を別々の
人物として識別してしまうからだそうだ。 これでは、日常に支障が出る。
昨日、寝不足で顔がむくんだ彼女と待ち合わせして
はあ? アンタ誰ですか? って事になっちまう。
こう考えると、一見するとこれがなければいいのにと思う事に意味があるという事
が理解できる。 また、脳は「失敗して痛い思い」をしてから学習を始めるという
事らしいので、トレーダーで成功する前に大金を飛ばすという経験をする理由が
わかるような気がした。 トレードルールで思いついた事も、実際統計を取ると
全く違う結果になるのは、人間の記憶が曖昧で全くアテにならないからだ。
パチンコ狂いのオヤジに収支を聞くと、チョイマイナス と答えるのも
記憶があいまいなせいと、勝った時の強烈な印象が記憶にこびり付いているからだ。
売買ルールをつけない、検証しないで 強くなれるヤツは、電話帳を一瞬で暗記しちまう
と言った能力の持ち主でないと無理なのかもしれない。
先生が言った事を何度もノートに書いて、繰り返しテストをして、どうにか覚えると
いったヤツが、検証と売買日記を書かないで強くなるのは不可能だろう。
知っている事が出来ない。 知っている事と実行できる事は別次元と言うのも
この記憶の曖昧さからくるのだろう。 ほとんどの場合、知っているつもりになっている
だけである。 それでも知っているつもりになっているから、今さら同じ事を聞かない
必要を感じない、こうなると救いようがなくなってくる。
おまいら・・・・ 知っているつもり・・・・ 今さら聞きたくない と言う話を
もう一度、知らないつもりで考え直してみろ。 きっと新しい発見があるぞ。
答えは 自分の中にあったと言う言葉の意味を思い知る事になるだろう。