皇紀　2677年　3月2日
 

自分のしたいことしか考えない、自分の見たいモノしか見えない

自分の聞きたい事しか聞こえない。　自分の信じたいモノしか信じない。

これが人間という生き物だ。　トレーダーで成功するために必要な事を

どんなに噛み砕いてクドクド教えていても。　伝わらないときには一切伝わらない。

そんな無駄な事をしないで勝てることだけやってればいいじゃないの　

って何度言っても、「そんな無駄」なことに興味がある時は声が聞こえないらしい。

儲けようと思うな、当てようと思うな、どうせ　当たらないんだから

ってどんなに言っても、当てよう儲けようとする。

どうやっても分からないことを、当てようとするから　悩む・・・・・　

その悩みを自分で作り出してんだぞ？　とにかく、余計な事を考えないでやれ

って何度言っても、儲からないと意味がないじゃないか?　と凝り固まっている者

には言うだけ無駄だ。　当てること儲けることに血道を上げている。　そこを

一歩離れれば気がつくのに気がつかない。　統計を取り、どんなクソルールでも

いいから統計を取れ　と言っているのに、統計の途中で勝てそうなモノを探し始める

アレコレと悩みだす。　こういうのをたくさん見てきた。　人間ってのはいかに

素直に人のいう事を聞かないのか？　って事がわかる。

検証のやり方がわかりません　って悩んでいるヤツってのは正確に言うと

勝てるルールが見つからないと悩んでいる。　最初から一発で期待値がプラスのモノ

を探そうとする。　少しずつイロイロな要素を試してみて見つかるモノを最初から

完璧を求める。　もしくは、少しずつイロイロな要素を試しているつもりで

インディケーターをいじっているだけで途方にくれている。

そんなモノをいじったくらいで見つかるなら、トレードで負けるヤツはいなくなる。

今、勝ててないんだよね？　今のやり方で勝てないんだよね？　だったら逆をやれば？

こういうと　売りと買いを逆にすれば良いと勘違いするアホがほとんどだ。

そうではなくて、自分の行動の逆をやってみると言うことだ。

売り買いを逆にするのも確かに一つだが、当てようとチャートを見ている。

上手くやろうとチャートを見ている。　それを　やめてしまえば良い。　

チキン利食いをしているのだから、伸ばせば良い。　そこで追撃してみればよい

勝率にこだわり、迷いの森に迷い込んでいるのだから、逆説的ではあるが

勝率の低くする方法を考えてみればよい。　今の思考で、それはダメだろ?　って

モノをあえてやってみればよい。　だって、今の思考が間違っているのだから

逆の事が正解であるかもしれない。　たとえ、それが間違っていたとしても

そない酷い事にならない事に気がつく。　少なくても上手くやろうとして、ヘタ

を打っている結果と変わらない結果か、それよりマシである場合が多い。

悩んでいたのが、なんだったんだ？　と言いたくなるようなことに気がつくはずだ。

とにかく、勝つためにルールを決めるより、母集団を統一するだけの為に

ルールを作り、統計をとってみればよい。　どんなクソルールでもいいからやって

みることだ。　急がばまわれだ、トレードの秘訣ってのは、秘訣と思えないトコに

秘訣が隠されているって事だし、トレードの秘密ってのは、秘密と言えるようなモノ

ではないモノが秘密である事が多いんだよ。