皇紀　2670年　6月17日

今日の朝、株番組でローソク足についての特集をやっていた。

5分くらいのコーナーで、まぁ　よくまとめた方だろう・・・

ただ・・・これでまた、ヘタの生兵法怪我の元　

というヤツが量産される事だろう。

何か上手い方法があり、確実を求める。

これが大多数の人間が考える事だ。

あんなモノは、こうなる事が「もう一つのこうなる事」よりは多いよ。

と言う程度のものでしかない。　結局は違ったら切れだ。

それが、51%の確率かもしれないし、55%かもしれない。

ちなみに、　50%　と　55%　の違いは確率の世界では　

天国と地獄ほどの差が出る事を、多くの者は理解しない。

どうしても、70%以上の確率を求める。　

自分のルールを作る為に、検証しろと言うと

何か勝てるルールでやらないといけない。

それを見つけないといけない。　それが、検証すれば見つかる!!　

と勘違いする者がほとんどだ。　それが、アリ地獄への道だ。

そんなモノは存在しない。　今の地合いでは、恐らくこのシステムが

有効なんではないかな?　という博打をしていると割り切るしかない。

どの期間でも、通用するモノなど存在しない。　

存在するという輩は大嘘つき野郎だ。　もし、それがセミナー講師であれば

そのセミナー会場から走って逃げる事だ。　EブックやDVDを売っている者

なら、燃えるゴミに出すといいだろう。　本物のトレーダーなら、そんなモノは

存在しないと知っている。　検証は何の為にやるか?

・　勝利の聖杯は存在しないと理解する為。
・　やり方を決めて、損小利大であれば、ルールは何でもいいと理解する為。
・　本当の意味で確率を理解して、トレード中に激しい感情が生まれなくする為。
・　予想をするだけ無駄・期待するだけ無駄と気が付き、全てを受け入れる心が出来る。

ルールを決めろと言うと「どんな時でも」勝てるルールを決めようとする。

そうではなく、取れる時に取れば良いというルールを見つければいい。

多くの者は、これに気がつかないで、永遠のジプシーとなって彷徨い続ける。