皇紀　2670年　2月18日

人は間違えを避け正解を求めようとする習性がある。

実際の社会ではそれが正しいのかもしれないが

マーケットで正しくあろうとすると迷い苦しむ。

当てようとしたり、予想をして期待したりすると

どうしてもポジションに対して執着する。

事前に正解が決まっていないゲームをしている

これを理解しないといけない。　正解が事前に決まっている

受験テストと相場は全く違う。

正解が事前に決まってないという事は　正しいかどうかは

ポジションを持ってからでないとわからない。

だから個々のトレードに固執するのではなく、ある一定のルールを

繰り返した時に現れる確率の効果に賭けるという事を理解しない

といけない。　これを理解しない者が多く　当てようと予想をする。

また、それを助長するように　下らない株雑誌や

100発100中をうたう　必勝法という名のインチキ商材を売りつける輩

が多い。　またそのような情報のほうが多いので

素人は　やり方のみを知りたがる。　考え方に違いがあるとは気がつかない。

これが　多くの者がマーケットから去っていく原因である。

成功の秘訣は存在していると思わない所に存在しているのだ。

目の前にあるが一般的な常識で気がつく事は不可能に近い。