皇紀　2669年　10月5日

俺は仏教徒ではないが　お釈迦様　の話は好きだ。

お釈迦様は、人間の苦しみは「執着」してしまう事から生まれる

と言っている。

トレードで結果を出せない者にもこれはあてはまる。

どうしても損をしたくない、どうしても利益になる結果でないとイヤだ。

このサインが出たから　このエントリーは間違っていない今は一時的な押しだろう。

このような　自分勝手な解釈は　ひとつひとつのトレードに勝つこと

儲けることに　執着　している事が原因だ。

では、儲けようと　思わなければ良いのか?　勝とうと思ってはいけないのか?　

という　事なのか?　と言うと　それは違う　儲けたいからトレードをしているわけだし

勝てると思えるから　仕掛けるのである。

俺が言いたいのは　ひとつひとつ　に執着せず　トータルで儲かる、トータルで勝てる

という考え方にならないといけないと言っている。

分析がいい加減でいいとは言っていない。　

自分が持っている知識で最善と思われる、客観的で希望的観測が一切ないシナリオ

を建てて、その通りに　トレードを実行する。　

しかし、その　ひとつのトレードじたいの　結果は気にしないということだ。

テクニカルを学び知識を得て、最善と思われる　判断を下す　これを身につける為に

勉強もしないといけないだろう。　しかし、勉強して得た知識が絶対ではない

確率が作用するほど　トレード数をこなせば　その確率の結果が表れる。

ひとつのトレードに　期待する必要はないし　
執着する意味も価値もないと理解すること。