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コラム

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よけいな事をすんな!!

よけいな事をすんな!! 2004年 7月4日

 

> ろくでなし財務シリーズ

警告公認会計士・税理士・会計に精通している方は読まないで下さい。アホでも分るようにアホの管理人が書いておりますので、
専門家や精通している方には、あまりのレベルの低さに精神的苦痛を感じると思います。    

ヘタな財テクを見破る

バブル時代には多くの企業が土地や株式に手を出し、現在でもそのツケに苦しんでいる。
よけいな事をしないで本業だけをしていればよいのに・・・と思うのだけど

まぁ、世の中の社長さん連中は、景気が良い時やビジネスが順調である時は


気持ちが大きくなり、自分の能力を過大評価してしまい
自分が優秀な経営者であると
大きな勘違いをするものです。

そして、身の程知らずのイケイケドンドンで商売をして失敗する・・・


冷静になってみると「馬鹿だね」と思うのですが、その時は気がつかないのです。
そして、薄々気がついていたとしても
俺なら何とかなるだろ!!と思い込むのです。

人間とは「自己否定」がなかなか出来ない動物なのである。

つまり、「自分が優秀ではないと自覚をする」のはとても勇気がいることなのです。

偉そうに言ってる私も、この大きな勘違いから破産状態を経験しています。
金融業以外の事業は全て失敗ました。

餅は餅屋・知らないことには手を出さない。

これを厳格に守れる人は驚くほどに少ないのだ。

さて、本業以外(主に投資活動)で儲けた利益のことを
「営業外収益」と言う。
そして、損失を出した場合には
「営業外費用」と言う。

営業外収益とは、預貯金の金利・株など有価証券の配当や売却益・為替差益、また本業
とは別に建物や土地を貸していれば、その家賃収入も営業外収益となる。

営業外費用とは借金の利息・株など有価証券の売却損・為替差損などである。

当たり前の話であるが、営業外費用があまりにもかさんでしまうと、いくら本業の儲けを示す
営業利益が好調でも健全な会社とは言えない。
(営業利益 本業で儲けた利益のこと。 売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いたもの。)
そのワケは何度も繰り返しになるが、営業利益に営業外収益を足して営業外費用を差し引い
たものが
経常利益となるからである。

経常利益=営業利益+営業外収益-営業外費用

だから、営業外費用が大きければ大きいほど経常利益は少なくなるのである。
このように考えると「営業外収益」が多いか少ないかは、その会社の財テクがヘタクソなのか
上手いのか?を表していると言えるだろう。 

簡単に言ってしまえば・・・

営業外収益が営業外費用を上わまっていれば
財テクの上手い会社。
営業外収益よりも営業外費用が多い場合には財テクのヘタクソな会社

となるのである。という事は・・ 
営業利益と経常利益を比べてみて経常利益が多くなる会社は財テクが上手いと言える。 


しかしながら現実は厳しい・・・圧倒的多数の会社が財テクがヘタクソなのだ!!

だから、私は・・・

よけいな事をすんな!! 本業だけやってろ!!

と思うのである。 
今までの日本企業は経常利益が駄目でも本業の儲けを示す営業利益が順調であればヨシと
されていた。 しかし国際的には「営業利益」と「経常利益」を分けて考える習慣は日本だけで
ある。 つまり、本業であろうが副業であろうが・・・

儲かればいいじゃんか!! ということである・・・

そんでもって、
本業が順調なんだから副業が失敗しても許してちょ!! 
というのは通用しないのである。

ここで私な好きな言葉をもう一度

拾ったゼニも汗水たらして稼いだゼニも
はたまた、強盗してきたゼニも
ゼニはゼニでっせ!! 

結論です。
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・営業利益より経常利益の小さい会社は財テクがヘタクソなのだ!!

・本業であろうが副業であろうが儲けは儲けである!! 

・儲かれば何でもOK!! なのではあるが、ほとんどの企業は投資活動がヘタクソなので
 「黙って本業だけやってろ!!」 となるのである。

今日の一言

私やグレアムのことを知っている人は多数い
ますが、私やベンの投資方法を真似しようと
する人は今のところ現れていません。
     
                  
ウォーレン・バフェット

減価償却って何よ?

減価償却って何よ? 2004年 6月24日
 

> ろくでなし財務シリーズ

警告公認会計士・税理士・会計に精通している方は読まないで下さい。アホでも分るようにアホの管理人が書いておりますので、
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さて何回も繰り返しになりますが、粗利益から営業利益を導き出す為には
販売費及び一般管理費を差し引かなくてはなりません。
その販売費及び一般管理費の中に「減価償却」というヤツが含まれていると
前回の日記で勉強しました。 そして、税務署の都合で出来たややこしいモノであること
も勉強しました。  

(販売費及び一般管理費 商品を販売する為の人件費・経費・管理費)

念の為にもう一度、減価償却についておさらいします。 

購入した固定資産は年数とともにオンボロになる。
その資産価値が下がった分を金額で表したモノ。
この金額で表したモノを経費として差し引くことが出来る。



さて、注意して欲しいのは固定資産でも土地は減価償却の対象ではありません。
将来土地の値段が上がるかもしれないので、土地は投資資産とみなされるからです。
ようするに、年数とともにオンボロになり価値の下がる固定資産が減価償却の対象と
なるのです。

では、固定資産の定義は何ですか? ということになりますが・・・

購入金額が10万円以上で、かつ何年にもわたって使い続けるものが固定資産とみなされます。
この固定資産がオンボロになって価値が減った分を経費として償却していくのだが・・・
固定資産には耐久年数というヤツが決まっていて、その年数に応じて償却しなくてはならない。

例えば、鉄筋で出来たビルなら
50年とかエレベーターは17年とか
冷暖房機は
13年とかコピー・ファックスは5年とか

固定資産の種類によって耐久年数が違うという

いやがらせ!!つきである!!



憶えられるワケねーだろ!! 馬鹿!!

と思われた方・・ご安心ください。 固定資産がどのように減価償却されるのかを示した早見表が
PDFファイルなどで無料配布されています。 それを見れば簡単に分かります。

さて減価償却のされ方が分かりましたが、嫌がらせはこれだけではない・・・
次に厄介なのが減価償却費を計算する計算方法が二つあるということです。

一方が
定額法、もう一方が定率法というヤツです・・・

しかも、ドチラを選ぶかは会社の自由で、途中で変更することもできます。


脱線開始!!

面倒だからドッチか一つに決めて!! と思うのだけど・・・・

めんどくさいルール・紛らわしい言葉・ややこしい計算方法をイロイロ作っておかないと、
会計が簡単になり公認会計士・税理士さん達の
ありがたみが少なくなってしまいます。
だから会計は素人には面倒くさいように出来ているのです。





よって、会計がめんどくさいのは・・・・・





会計士・税理士の仕事を減らさない為と稀少価値を守る為
に作った
参入障壁!!(面倒なルール)のせいなのだ!!


(注 全国の会計士・税理士の皆様・・知恵の足りないヤツが勝手に騒いでると思い笑って許してね)

脱線終了!!

ちょっと興奮して脱線してしまったが、まず
定額法を説明します。

毎年、定額を減価償却する方法です。 例えば100万円のコピー機の場合は耐久年数が5年
とされているので。 毎年18万ずつ償却していく方法です。 
18万*5=90万円ですから10万円が償却されないで残ります。これを
残存定額といいます。
意味は固定資産の耐久年数が過ぎても10%くらいの価値は残っているだろうとの判断から
認められているものです。

次に
定率法を説明します。 これは固定資産に定率をかけて償却していく方法です。
例えば前回と同様に100万円のコピー機を
定率法で償却すると・・・
最初の年が残存定額を引いて定率を償却します。今回の場合は約36万円を償却します。
そのつぎの年は残った残高の定率を償却となります。

これは口で説明するより表を見てもらったほうが手っ取り早いので下の表で定額法と定率法
を比較して見ましょう。(100万円のコピー機を5年で減価償却するものとする。)

 定額法定率法
一年目180000円369000円
二年目180000円232839円
三年目180000円146921円
四年目180000円92707円
五年目180000円58498円
減価償却費合計900000円899965円

このように、定率法と定額法では毎年償却される金額が違ってくるのだ!!
さて、ここまでの説明はどの会計の教科書にも書いてあることではあるが・・・
もう一歩踏み込んだ大切な事が書かれていない。
 
それは・・・ 定額法と定率法のドッチが得なのか?

ということである。

私は税金を考えるのであれば定率法の方が得だと思う。
何故なら、
最初の数年は定額法より多く償却できるからである。
減価償却費は
販売費及び一般管理費のなかに含まれるので、この金額が多いと
その分だけ販売費及び一般管理費が多くなり営業利益が少なくなる。

営業利益が減れば経常利益・税引き前利益・純利益が減少する。

利益が少なければその分、政府のピンハネ(税金)が少なくて済む。

だけどね・・・・

利益を水増ししたいのであれば定額法が便利である!!

ここで減価償却費の計算方法を変更して利益を水増しする方法を説明します。

ここに
粉飾総業という会社がありました。
以前は商売が上手くいっていて、減価償却費は定率法で計算して償却していた。
しかし、ここ3年は商売の調子が悪くなってきた・・・ このまま
定率法で計算していると
営業利益が少なくなってしまう・・・

営業利益=売上総利益-販売費及び一般管理費
(販売費及び一般管理費には定率法の減価償却費が含まれている)


そこで・・・・固定資産の償却を始めてまだ3年目のいまなら減価償却費の計算方法を
定額法
に変更し償却する金額が少なくなればその差額分だけ営業利益を水増しすることが出来るのだ!!

水増し営業利益=売上総利益-販売費及び一般管理費
(販売費及び一般管理費には定率法より少ない定額法の減価償却費が含まれている)


そうすると


あら不思議!! 営業利益が増えちゃった!!

営業利益が増えれば経常利益・税引き前利益・純利益が増える。


実際に定率法から定額法に変更し550億円の利益を水増ししたケースがある・・・
減価償却費の計算方法が変更された場合には有価証券報告書に以下のように記載される。

ケース1 

会計処理見直しについて

粉飾総業及びピンハネ産業との合併を契機に会計処理を見直しました。
この合併
により、全国シームレスなサービス提供体制をより強固なものとし、今後一層充実
したサービスの提供が可能となることにより顧客の継続的な維持確保ができ、収益の安定的
な計上が見込まれることから、投下資本の安定的な回収ならびに、収益と減価償却費のより
適正な対応を図るために実施しました。
この変更により当連結会計年度の減価償却費は55,268百万減少し、経常利益、
税金等調整前当期純利益はそれぞれ同額増加しております。


何やら、難しいことを長々と偉そうに言ってますが・・直訳すると・・・

会計操作により550億円利益が増えた!!
 と言ってるんですな・・・

これをさらに「翻訳」すれば以下のようになる・・・

合併により顧客基盤が広がったので、償却はゆっくりとやり、
その分、利益を水増しすることにしました。

その結果利益が550億円も増えました!!

まどろっこしく長い言葉で説明すれば馬鹿が「脳ミソ爆発」して
「会計操作」に気がつかないことを期待してます。
会計に詳しい人にはバレちゃうけど・・・・ご免なさい!!

という意味である・・・・

こんなことで生み出した利益が利益と言えますか? 

と思うのだけれど「言葉を上手く使い本質をゴマカス」のは日本人の問題解決(問題先送り)の
必殺ワザですから文化の一つとして認めてあげましょう。

また、このケースの逆もある・・・定額法で減価償却費を計算していた企業が途中から
定率法にに計算方法を変更すれば減価償却費が多くなった分だけ利益を圧縮できる。

よって減価償却費の計算方法を変更した会社は要注意なのである!!

私は減価償却費はその会社が途中で計算方法を変更した場合には元の計算方法で調整
して計算する。 それにより利益がどのくらい水増しされているか? 又は圧縮されているか?
を調べることにしている。 この調整のやり方は後日の日記で詳しく述べますが今日はここまで。

結論です。

・ 固定資産の種類によつて耐久年数が違うといういやがらせつきであり、計算方法も
  定率法・定額法のどちらかを選ぶことによりで償却される金額が違ってくる

・ 減価償却費は利益の水増しをしたり利益を圧縮するのに便利である。
  だから、計算方法の変更があったら気をつけろ!!


今日の一言

恐怖の数のほうが危険の数より常に多い。

                                 セネカ

販売費及び一般管理費

販売費及び一般管理費 2004 6月21日

> ろくでなし財務シリーズ

警告公認会計士・税理士・会計に精通している方は読まないで下さい。アホでも分るようにアホの管理人が書いておりますので、
専門家や精通している方には、あまりのレベルの低さに精神的苦痛を感じると思います。    


営業利益を引き出すさまざまな経費


販売費・一般管理費とは営業活動を成り立たせるために必要な費用のことである。
販売費は製造した商品・サービスを客に売り込むセールスマンの人件費・交通費・営業車両
のガソリン代、維持費、広告宣伝費など販売に直接関係する費用のことである。


一般管理費は販売業務を成り立たせるために必要な交際費・通信費・家賃・水道光熱費
保険料、諸会費、総務や経理社員の給料などである。

ただ、店舗でお客に商品を売るような場合には家賃も販売費にしたほうが良いとかドチラにする
か迷ってしまう場合があるので販売費と一般管理費を分けないで 


販売費及び一般管理費 

としている。 ただこれだと名前が長いので「販管費」とか「営業経費」と省略して呼ばれている。

脱線開始

販売費及び一般管理費

セールスマン  昼間は喫茶店で時間潰ししているヤツのこと。 調子のいいヤツが多い。
車両代      愛人に買ってやる車代のこと。

交際費      接待と称してクラブで使う飲み代のこと。
諸会費      組合費とか総会屋・政治家に払うゼニのこと。コンサルタント料なんかもこれになる。
           酷いヤツになると愛人にコンサルタント会社を作らせてお手当てを経費で落とすヤツがいる。
           (注 私は絶対にこんなことはしていません!! ちゃんと自分のゼニでお手当てをあげてます!!)


脱線終了
          
売上高から仕入原価(売上原価)を差し引いたものが粗利益(売上総利益)であることは何回も
述べた。 これから販売費・一般管理費を差し引いたものが営業利益となる。
ということは販売費及び一般管理費が少なければ少ないほど営業利益が多くなるワケである。

最近は経費削減が叫ばれているが、あれは売上が増加するか維持出来ることが前提
での話である。

ところで販売費及び一般管理費は売上と比例して伸びる傾向がある。
例えば売上が伸びれば仕事も増える。当然、残業も増える・・・そうなると人件費も増える。

経営者としては人件費を安く抑えたいので、調子のいい事を言ってゴマカシ
サービス残業をさせようとする・・・ しかし・・・・部下達も




儲かってんだから飲みに連れて行け!! 


と騒ぎ出すので仕方なしに飲みにつれていくと・・・・グダをまきだす・・・ 
あげくのはてに酔っ払って繁華街で乱闘騒ぎをしでかす・・・・

結果的に・・・サービス残業をさせないで残業代を払っていたほうが安かったとなる。
(注 誤解がないように申し上げます、信じてもらえないかもしれませんが・・・絶対に我が社の部下のことではありません!!)


ちょっと脱線をしてしまったが・・売上と販売費及び一般管理費は比例する関係にあるの
だ。だから販売費及び一般管理費が減っている場合には売上も減っている場合が多い。
でも、売上は増えていて販売費及び一般管理費が減っている場合には、

業務の合理化!!

を進めていることが想像できるのだ。 よって、売上と比べて販売費及び一般管理費が
変化している場合には何か変化が起きていると考えるようにしましょう。



減価償却費について

さて、販売費及び一般管理費の中で一番面倒なのが減価償却費であります。
この文字を見ただけでアレルギーを感じる方・脳ミソが爆発する方がいらっしゃると
思いますが。 仕組みは簡単ですのであまり緊張しないでください。

まず、会計の教科書を見ると減価償却を次のように解説しています。


減価償却とは、建物・車両等の資産(減価償却資産)について
その使用可能期間(耐用年数)にわたり、その資産の価値減少
相当額(減価償却費)を費用計上する方法です。


だってさ・・・・ 意味わかる?  私はサッパリ分からないね・・・

だから分かり易く言うと・・・

固定資産(建物・車両等)が年数とともにオンボロになってきて
購入した時の資産価値よりは今の資産価値が下がっているからその分を
経費として費用計上する。 という意味だね・・・・


だったら面倒だから固定資産を買った時に
全額費用とすればいいじゃんか!!

と思うのだけれど・・・・それは駄目なのです。



何故に駄目か?というと・・・










そんな事をしたら税務署が怒っちゃいます!!


だから駄目なの !!



例えば商売をして
100万円の売上総利益があったとします。
(売上総利益 売上高から売上原価を差し引いた大雑把な儲けのこと。粗利益とも言う)
これに、人件費が100万円かかった場合には 100万-100万で儲けはゼロになります。
儲けはゼロですから日本国政府にピンハネ(徴税)されないで済みます。

しかし、200万の売上総利益で人件費が100万円かかった場合にはまだ100万円の利益が
残ります。 ではこの
残った100万円で営業に必要な車を買うとします。
そして、これを経費として税務署が認めたとします。


そうなると、
200万-100万-100万で利益はゼロになってしまいます。

つまり、営業車を買った100万円を経費と認めたのでは・・・

御国はピンハネ(徴税)が出来ないのです!!
 
そして、中には営業に必要な車と称して愛人にセルシオを買ってやり、それを経費として
利益を圧縮し節税(制度の歪みを利用した脱税)する不届き者も出てきます・・・
(絶対に私の事ではありません!!)

まぁ、何処かの極悪社長の例は極端ですが、車を購入した費用が全て経費になるなら
皆、儲かったゼニで車や建物などを買い税金を払う人がいなくなってしまうから、税務署は
こんなものを経費と認める事は出来ないのです。
ですから、設備や車両を経費として認めないで固定資産とするのです。 

つまり儲かったゼニで資産を買った事にする・・・

これならば、大意張りでピンハネ(徴税)が出来ます。
しかし、問題が起きます・・・・ 新車で買った車も年月とともにオンボロになります。
それなのに、新車の時の値段と一緒で100万円の固定資産として徴税するのは酷い話です。
そんな事をしていたら納税者が怒り出し暴動が起きてしまうでしょう・・・

そこで、

オンボロになり目減りした分を経費として認めようじゃないの!!

となりました。 つまり一言で言ってしまえば減価償却費とは税務署の都合で出来た
モノと考えてくれればいいのです。

会計の教科書にはこんな事は書いてありませんが、これが事実なのです。


ようするに、

一度支払った税金を毎年少しづつ返してくれる。ということです。


ただでさえ、ややこしい会計が税法が絡んでくるのでサラにややこしくなる。

だったら最初っから費用にしろよ!! めんどくせぇ!!
 と思うのですが・・・

日夜、重箱の隅をつっつき国民から「ノゾキ魔」「税金で食べさせてもらってる馬鹿ヤギ」と
罵られながらも税収確保に努めている税務署の皆様の為にも我慢してあげましょう。

さて、今回は販売費及び一般管理費・ 減価償却について勉強しました。
次回は減価償却費をもう少し詳しく、そしてそれを利用した粉飾決算のやり方を勉強します。


結論です。

・ 売上と比べて販売費及び一般管理費が変化している場合には何か変化が起きていると
  考えるようにしましょう。

・ 減価償却という制度は税務署の都合で出来たモノなのだ。とっても面倒だ!!
  でも、国民に嫌われても頑張って徴税する税務署の皆様の為にも我慢しよう!!

今日の一言



馬鹿馬鹿しいこと、創造的なこと
そして気前の良いことを毎日やっていたい。

                                                    ベンジャミン・グレアム

           
晩年のグレアム様がバフェット様に言ったこと。 そして、一番目なら朝飯前なんだがと続けた。

都合の良いようにやるのだ!!

都合の良いようにやるのだ!! 2004年 6月17日
 

> ろくでなし財務シリーズ

警告公認会計士・税理士・会計に精通している方は読まないで下さい。アホでも分るようにアホの管理人が書いておりますので、
専門家や精通している方には、あまりのレベルの低さに精神的苦痛を感じると思います。    

「棚卸し資産」「仕掛り」はウラを読め!!


さて、今日の日記で言いたいことは棚卸し高を企業の発表するまま鵜呑みにするなと
いう事です。
 その評価法によってどうにでもなるのです。

5つの利益(売上総利益・営業利益・経常利益・税引き前利益・純利益)のモトになる売上高は
どの段階で発生するのだろうか?

イロイロなケースがあるが、たいていは納品時点で売上とする。

つまり、後で返品されるかもしれないとか、売掛金が回収できないかもしれない・・
なんてことはお構いナシに、出荷された時点で売上となる。

出荷された時点 という事は・・・

クロネコヤマトのお兄ちゃんが集配に来た時点ということでもあり
トラックに荷づみされた時点ということでもあり、納品先の商品だなに商品が展示された時点
ということでも売上となるのである・・・・

つまりその年度の決算期日までに納品したものは全て売上となる。
売上は、会計で言うところの
「発生主義」で計算されるからこうなる。
さて、私は儲けは手の上にのるまでは信用しない主義なのでこの売上を自分なりに調整して
から分析することにしている。 

それなら現金を手にした時点で売上にすればいいじゃんか!!

と思うのだか・・・そうすると困る方達がいらっしゃる・・・





売上の水増しをして粉飾を企む
大嘘つき経営者の皆様である!!


現金を手にしてから売上としていたのでは決算に間に合わない!!
それに、売れてもいない商品は現金が入って来るわけがない。


だから、この「発生主義」は粉飾に便利なのだ!!


ちょっと話がズレたね。 話を戻します。

まぁ、発生主義は出荷した時点で売上にすることが出来るので、売上を水増しして会社をよく
見せたいと思う経営者にはとっても便利な制度なのです。 
そして、税務署も利益を圧縮されて脱税されるよりは水増ししてくれて税金を余分に払ってくれる
企業はありがたいので、粉飾を見つけてもには目をつぶるのです。 
それに粉飾を取り締まるのは税務署の仕事ではないからね。
つまり、売上なんてモノは経営者の裁量(胸先三寸)でどうにでもなる

さて、商品の仕入れ値である売上原価を求める際にも、経営者の裁量(胸先三寸)でどうとでもな
る。 仕入れてきた商品は売れてなくなるか、在庫となるかのどちらかである。

売上原価を求める数式は

売上原価=期首棚卸し高+当期仕入高-期末棚卸し高

である。 ところが棚卸し高の評価法にもイロイロ種類がある。
まず、大まかに分けると
原価法低価法である。

原価法  以前からの在庫を含めて最近の仕入れ価格で在庫を評価する。

例えば、半年前にビデオカメラを一個10000円で仕入れたとする、しかし売れないで在庫となっ
ていた。 そのうちに最新の機種が発売されて、その製品が人気がなくなった為に新たに仕入れ
る場合に仕入れ値が8000円になったとする。 そうすると以前に10000円で仕入れたモノも
8000円で評価するという意味。 そして、評価が下がった分は
棚卸し評価と計上される。
紛らわしいことに
最終仕入れ原価法とも言う。

低価法   原価法で評価したモノと時価を比べて低い方を選択する。

これは原価法で評価した方が都合がよい場合には原価法を採用し、時価で評価した方がよい
場合には低価法を採用するという意味である。

ようするに、原価法だと最終仕入値が前の仕入より高い場合には売上原価が上がってしまう
そうすると、売上総利益が圧縮されてしまうので
売上の水増しをしたい場合には困ってしま
う。 そんな時は原価法を採用しないで低価法を使うのである。 
また、逆に利益を圧縮して節税(制度の歪みを利用した脱税)をしたい場合には原価法を使うのだ。

損益計算書・貸借対照表には、法律で決められたいくつかの評価方法があり、そのどれを採用
するかは企業の自由であり、途中から変更することも出来る。 

種類としては

先入先出法・後入先出法・移動平均法・総平均法・最終仕入原価法

などがある。 これらをイチイチ説明していると文章が長くなり後日のネタがへるので割愛する。

そして・・・・
何より面倒くさいから憶える必要なし!!

さて、棚卸し高をどの方法を使っているかは有価証券報告書に記載されている。
また、途中で評価法を変更した場合もその旨が記載されている。

例えば・・・・

今期は棚卸し高の評価法を「後入先出法」から「総平均法」
に変更しております。この評価法の変更に売上総利益が140億円に
増加しております。

などと、有価証券報告書に
目立たないように書き込まれている。

これは要注意である、評価法をコロコロ変える会社は何かを企んでいるはずだ。

上の文章を直訳すると以下の意味になると思う。

今期は棚卸し高の評価法を「後入先出法」にしてしまうと、
売上総利益が去年より少なくなり最終的に利益も少なくなって
しまいます。そうなると株主から文句をボロクソに言われてしまうの
で、「総平均法」を使うことによって売上原価を圧縮し売上総利益を
水増ししました。 会計に詳しい人しか気がつかないので、
多分、誤魔化せると思いますラッキー!!


という意味になる。

まぁ、多かれ少なかれ会計操作によってどの企業も利益を水増ししたり圧縮したりしている
モノです。 だから程度の問題なのです。 


結論です。

・売上原価を低くする事によって売上総利益の水増しが出来る。
 そうすれば営業利益・経常利益・も水増しになる。

・売上原価は棚卸高の評価法を変えることによって低くしたり高くしたりすることが出来る。

・評価方法の変更があった企業は何かを隠してるとか企んでいると考えた方がよい。
 

今日の一言

さまざまな試練を乗り越えて幾多の転換を
くぐり抜け、我々は前進する・・・・


                              アイネイス

「さまざまな隠し事をして、いくつもの会計基準をくぐり抜け嘘つきは粉飾をする。」
と内田風にアレンジしてみました。

ようするにいくら儲かったの?

ようするにいくら儲かったの? 2004年 6月15日
 

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専門家や精通している方には、あまりのレベルの低さに精神的苦痛を感じると思います。    

会社の実力を示す経常利益率

粗利益と営業利益については勉強をしました。 念の為におさらいをすると・・・
粗利益(売上総利益)とは売上から売上原価を差し引いた大雑把な利益。
営業利益とは粗利益から人件費・管理費・流通コストなどを差し引いたものである。

営業利益を見れば本業が儲かっているのか? いないのか? がわかるのであるが・・・
実は会社というものは、本業以外にも儲けていたり損をしていたりするのである。
例えば、バブル時代には本業をそっちのけで不動産投資をしたり株式投資をしたり
した会社が沢山ある。 もちろんバフェット様のような方が会社のゼニを使い「株式投資」
をしていただけるなら株主としては嬉しい限りであるが・・・たいていはヘタクソな投資に
なる。 まぁ、それはともかく本業以外で儲けた利益を
営業外利益という。
例えば、自社ビルの一室を他の人に貸して家賃収入を得たりする家賃収入、銀行預金の
利息や保有する株式の配当や売却益などである。
まぁ、
営業外利益は本業以外の儲けなので副業の収入と憶えましょう。

この副業の利益を含めたもの営業利益に足したものが
経常利益である。

あっ!! 本業以外で損した場合はどうすんだ?

その場合には営業外費用となります。株式売却損・為替損なんかがこれですな。
この場合は副業の失敗ですな。よって営業外費用は副業の失敗と憶えましょう。
そして、営業利益から営業外損失(副業の失敗)を引いて
経常利益をだすのである。

ちなみに、
特別利益
・特別損失というのもある。これは経常利益には含まれない。

何せ特別だかね!! と・く・べ・つ!! 

例えば不動産を売却して得た利益などは
特別利益。不動産屋じゃないんだから不動産
なんてめったに売買しないからね。
火事にあって受けた損害・・・・はたまた、社員がゼニを持ち逃げした・・
経理担当がゼニを使い込んだ・・・ノルマに追われて架空の受注をしてそれがバレた・・・
なんてのが
特別損失となります。 

たしかに特別ですな・・・
でも儲かれば本業だろうが副業だろうが特別だろうが


何だっていいんじゃないか!!

と私は思うのだけど・・・日本ではこうなっているんだから仕方がない。

ちょっと話がズレたね・・・経常利益に話を戻します。
さて、営業外(副業)で儲けたり損をしたりしたものを加減して経常利益をだしたとする・・・

例えば
 経常利益 1億円!!

この数字を見てその会社の実力がわかるという人はいないはずです。
もし、わかるという場合にはその人は
大嘘つき野朗ですね!!

同業種・同規模の会社を比較した場合には経常利益が大きい方が優れていると判断
出来るが、同業種であっても
規模が異なる場合には数字だけを比較しても意味
がないのである。 そこで重宝するのが今回の「何とか率」である
経常利益率だ!!
数式は以下のとおり

経常利益率=経常利益/売上高*100

さて、これによって何がわかるのか?  例えば・・・

売上が1億円あった会社が経常利益500万円の「ぼちぼち産業」と
売上は5000万円だけど経常利益が500万円の「まあまあ総業」という2つの会社が
あった場合にはドチラが実力があると言えるだろうか? 

「ぼちぼち産業」の経常利益率 
500万円/1億円*100=5% となり
「まあまあ総業」の経常利益率 
500万円/5000万円*100=10% となり

「まあまあ総業」の方が「ぼちぼち産業」よりも実力があると言えるだろう。

このように、
経常利益率で同業種企業を比較することによって効率よくゼニを稼ぐ
企業を見つけることができるのであるが・・・安心するのはまだ早い・・・・

経常利益を吹っ飛ばすほどの特別損失
があったら何の意味もないからだ!!

まぁ、でもとりあえず粗利益率(ボッタクリ率)を調べて営業利益率(本業の儲け方の効率)
を調べてから
経常利益率(本業・副業を合わせた儲け方の効率)を調べるのである。
そんでもって、毎度繰り返しになるが複数年の比較と同業他社との比較である。

さて、今日の「何とか率」は経常利益率でございました。 とりあえず経常利益率の話は
おしまいにします。 

ええっと、この日記では同業他社と比べなさい!! とウンザリするほど繰り返していますが・・
その他社をどうやって探して比べるのか? それは四季報の業種を調べればいいのですが
今の時代は業種も多様化しているので、混乱する場合があります。
例えば、不動産業であれば、地上げをする地上げ屋 家を作るメーカー 
賃貸の仲介をする賃貸屋 を一緒くたに比べてもあまり意味が無い・・・
企業の本業は何なのか? を調べるためにいちいちサイトに飛んでみるのも面倒です・・
そんな時に便利なのが・・・その企業のIRに電話して・・・







お宅のライバルはドコ?
どの会社が潰れてくれると嬉しい?

と聞いてみましょう!!  ピーターリンチ様も言ってられるが

企業とは自分の会社ことは教えてくれないが、ライバル会社のことはけっこう教えてくれる。

「そんな事を私どもに聞かれましても・・・アハハハハ」

と言って答えてくれない場合もあるが、たいていは教えてくれるハズです。


さて、3回連続「何とか率」を勉強しましたが次回は「棚卸し資産」「仕掛り」についてです。



結論です。

・経常利益率とは本業と副業を含めて会社の実力を示す指標である。

・この指標が優れていても安心するのはまだ早い、特別損失で御破算になる場合がある!!

・本業だろうが副業だろうが特別だろうがもうけは儲けである!! と私は思う。
 ただ日本企業は副業(株式投資・資産運用)がヘタクソな企業が多いので本業以外で儲けて
 いる企業は注意深く分析をする。 私は本業の損を営業外利益や特別利益で取り繕っている
 ような企業には投資をしないことにしている。 



今日の一言

報酬以上の仕事をしない者は
仕事並みの報酬しか得られない。

                  エルバート・ハバード

私はこの言葉を「愚痴ってないで給料の10倍働け!!」 と解釈してます。

効率よく本業の儲けを出す!!

効率よく本業の儲けを出す!! 2004年 6月14日
 

> ろくでなし財務シリーズ

警告公認会計士・税理士・会計に精通している方は読まないで下さい。アホでも分るようにアホの管理人が書いておりますので、
専門家や精通している方には、あまりのレベルの低さに精神的苦痛を感じると思います。    

本業の儲けを示す営業利益率

さて、前回の日記で「何とか率」は憶えなくてもいい!! などと言っておきながら今日も
「何とか率」のお話です。 さて今回の「何とか率」は
「営業利益率」であります。

前回はその会社の
ボッタクリ度を示す「粗利益率」を勉強しましたが、今回は
効率よく本業の儲けを出している会社がどうか? を調べるのに使う指標です。
「粗利益率」(ボッタクリ率)を見た後に何故この指標を見るのか? というと

せっかく
ボッタクリ
商売をしているのに、販売の為の人件費・管理費・広告費・家賃が
多いと、利益が少なくなるからである。 

例えば・・・・

バンバン注文を取って来る優秀な営業マンだけど給料はとても高い・・・

こんな連中を大勢雇っていると人件費で儲けの多くが食われてしまう・・・

大切な事はいかに優秀な人間を効率よく働かせるか?
(直訳すると・・・効率よくイヌどもを走らせて、安い給料で酷使して搾取をするか?)

もちろん人件費だけではなく、その他の経費をいかに効率よく使うか?
経営者たるものはこれを考えないといけない。
つまり、効率よく
「営業利益」を出しているか? を知る指標が「営業利益率」なのだ!!
(「営業利益」 売上から売上原価を差し引き、販売費・管理費などを差し引いた利益のこと)
例えば、無駄な経費を使ってないか? 必要以上に高い家賃を払ってないか?
給料泥棒の無能な人間を沢山かかえてないか?  
反響の薄い出すだけ無駄の広告を出してないか? などである。

これを調べるには、「営業利益」の数字が「売上高」の数字に対してどれだけの割合なのか?
を見るのだ。 数式は以下の通り

営業利益/売上高*100=営業利益率

なるほど数式はわかった!! それでその後はどうすんの? 

毎度同じであるが・・・・
まず、複数年で比較してみてから同業種と比較してみる。 そんでもって判断する。
ちなみに、製造業は5%から6% 卸売業は2%から2.5% 小売業は5%から6%と
これまた毎度おなじみの・・・・ 


業種によって数値の違うという「いやがらせ」つきである!!

そんなもん・・・憶えられるワケねぇーだろ!!



でも、ご安心ください。 四季報CDで比較すればあっという間に比較ができます。
同業種の平均を下回っている場合には 何を無駄に使っているか?
を調べてみましょう・・・・・・ 何か原因があるはずです。 
さて、「営業利益率」が平均より低い企業だとします。 だからと言って・・・


ボンクラ企業の烙印を押すのはまだ早い!!


その会社の過去の「営業利益率」より数値が上がっていれば経営が健全になってきたと
見てもよいでしょう。 

まぁ・・・ でも・・・・ ボンクラ企業の経営健全化による飛躍を夢見て投資するよりも

完全に健全化してから投資をしても遅くないです!!

だから、やっぱりボンクラ企業の烙印を押しましょう!!

これからの時代は経費削減を気にしない無頓着な企業が生き残れる可能性は極めて低い
です。 

さて、今日のテーマの「営業利益率」の話はおしまいですが、これからも頻繁に出てくる 

「何とか率」というヤツはどうやったら憶えられるか?

について、考えたいと思います。 結論から言うと・・・・




丸暗記は無理!!

頭の良いやつは別だけど、私には絶対に無理だね。 ではどうすればよいのか?
その「何とか率」の数値と合格ラインを暗記するのではなく

何でその「何とか率」を使い何を調べるのか?

を頭にたたき込むことです、後は財務分析をしているウチに勝手に頭に入ります。
これは全ての指標に当てはまります・・・この指標の数式は・・・合格ラインは・・・・
という事ばかりに気を取られていると、何の為に財務分析をしているのか分からなく
なってしまいます。 


さて、今日は「営業利益率」と「何とか率」の憶え方をいい加減に説明しました。
次回は、またまた「何とか率」の「経常利益率」についてです。


結論です
 
・「営業利益率」とはいかに効率よく(人件費・経費を抑えるなど)「営業利益」(本業の儲け)を
 だしているか? を知るための指標である。

・同業種と比べて平均以下の企業は「ボンクラ企業」の烙印を押してしまえ!! 

・どんな馬鹿でも「何とか率」はそのウチに何とか憶えるから心配しないでね。
 アホの私が言うんだから間違いない!!



今日の一言
(最近知り合った、女流投資家が私の提唱する「効率的恋愛仮説」について反論をした・・・)

内田さん!! 今は駄目な女でも!!
女にも成長銘柄があるんです!!

                  賢明なる女性投資家

あまりの迫力と、ユーモアのセンスの為にそこにいた全員で大爆笑してしまった・・・ 
「効率的恋愛仮説」は「大迷惑ギャンブラー女4」の「結論です」を参照してください。

ぼったくり商売を探せ!!

ぼったくり商売を探せ!! 2004年 6月9日

 ろくでなし財務シリーズ

警告 公認会計士・税理士・会計に精通している方は読まないで下さい。アホでも分るようにアホの管理人が書いておりますので、
専門家や精通している方には、あまりのレベルの低さに精神的苦痛を感じると思います。    

粗利益率から会社の利益を判断

売上高から売上原価を差し引いて大雑把な利益を表したものが粗利益といいます。
損益計算書(会社の儲けを表した成績表)の一番最初に登場する利益のことです。

ここから、社員の給料や、事務所の家賃、設備投資など全ての活動にかかわる費用
を差し引くと
営業利益(本業の儲け)が出てくる。 
この営業利益が出る前に支払う金額が多いと儲けが少なくなってしまう。

もう少し説明すると、例えば売上が1億円という「ほそぼそ産業」という会社があり、
売上原価が
9000万かかっている場合には売上総利益
(売上高から売上原価を引いたとりあえずの利益)が
1000万となります。
さらに、販売・一般管理費(その商品やサービスを売る為の宣伝費・人件費)を
差し引くと・・・・ 残る儲けは少なくなってしまう・・・

売上が1億円あって売上原価が
2000万円という「ボッタクリ総業」の場合には
売上総利益 (売上高から売上原価を引いたとりあえずの利益)が8000万となります。
さらに、販売・一般管理費(その商品やサービスを売る為の宣伝費・人件費)を

差し引いても・・・・ 




ぼろ儲けのボッタクリやんけ!!


ということになる・・・ つまり、売上原価が安ければ安いほど儲け幅が大きくなる。

脱線開始!!

ちなみに私はボッタクリ商売にしか興味がない!!
だから取引先に値引きを要求された時に・・・・


すいません!! 
道楽でボッタクリ商売をしていますので
値引きは一切いたしません!!

と言って相手を唖然とさせてしまったことがある・・・

正直で面白い方ですね・・・ と苦笑いをされて商談は吹っ飛びました・・・

その後、番頭(専務)から 

もう!!社長は引っ込んでてよ!! と怒られてしまいました・・・

馬鹿だと思う? でもいいんです!!

儲けたいから商売をしていますので
値引きをする為に商売をしているのではない!!

脱線終了!!

さて、部下に「契約をとれるまで帰ってくんな!!」と言っておきながら自ら商談を吹っ飛ばす
何処かの極悪社長さんの話はほっておいて話を戻します。
会社の儲けが多いのか? 少ないのか?を知りたいのであれば
税引き前利益
を見るのが一番てっとり早いのであるが、それだけを見ても儲け幅の大きい商売
(ボッタクリ商売)なのか?はわからない

たとえば 

税引き前利益が1億円!!

とだけ数字を見ても


この会社は儲け方が上手いのか下手なのか?
儲け幅の良い商売をしているのか?


という事まではわからない。ですから、それを知りたいときに便利なのが・・・

粗利益率
>である。 別名売上総利益率とも言います。

まぁ、一言で言うと・・・




どのくらい儲け幅のある商売なのか?
(直訳すると・・・・どのくらいボッタクリをしているのか?)

を調べる指標の一つだと憶えてください。 数値の出し方は簡単です。


まず
損益計算書(会社の儲けを表した成績表)の売上総利益の数字を拾い出し
売上高で割ってやればよい。 数式にすると・・・

粗利益率(売上総利益率)=売上総利益/売上高*100


となり、どのくらい儲け幅のある商売
をしているのか?が分かるのである。

そんでもって、この数値が大きければ大きいほど・・・

ボッタクリ商売と言えるのである!!

私は投資をするならボロ儲けの商売に投資したいから、ボッタクリ商売を探すのである。

ではボッタクリ商売をしたい場合にはどうすればよいのか・・・


安く仕入れて思いっきり高く売る

安いモノを作って高く売る・大量一括仕入れで仕入れ単価を安くする。 

といったことをしなくてしはならない。ちなみに私は薄利多売の商売は大嫌いである。
要するに安い原価のモノを高くうることの出来る商売が良いということですね。

ただ注意して欲しいのは

「粗利益率」だの「売上高総利益率」だのというヤツはこれだを見ても意味がありません。
複数年で比較してみたり、ライバル会社と比較したりして始めて良いのか悪いのか?
が分かります。 その上、業種によって平均が違うという
嫌がらせつきです!!

ですから必ず比較をしましょう!!

さて、今回は粗利益率について勉強しました。その他にも「何とか率」というヤツは沢山
あります。 例えば 「売上高経常利益率」「売上高純利益率」「売上高原価率」
「売上販管率」「流動比率」「固定比率」「当座比率」「負債比率」「有利子負債率」
「総資産経常利益率」「総資産純利益率」「総資産回転率」「棚卸し回転率」

とまぁ・・・頭でパッっと思いつくだけでこんだけある・・・これを憶えるのは大変だ・・・

ちなみに私はこの
何とか率というヤツを憶えないようにしています。

理由は・・・・ 




物覚えが悪く憶えきれないからです!!
こんなモノを憶えていたら気が狂っちゃう!!

ですから、あんまり真剣に憶えなくていいです。

だったら、今日の日記は何なのよ!! なんて言わないでね・・・・・



注意!!

誤解している人が意外と多いので念のために申し上げます。
私達が普段、原価というと思い浮かべるのは「材料費」のことである。

例えば、

「喫茶店なんかコーヒーを500円で売っているけど原価なんて50円だからボロ儲けだよな」
「ラーメンなんか原価は100円だから繁盛すればボロい商売だよね」

とか言うのは、あくまでも
材料費のことである。 
会計で言うところの
売上原価とは商品を製造する為にかかった費用・製造した人の人件費、
商品を出荷する時の流通費用なども含まれます。
人件費は一般管理費・販売費に含まれると思っている方が多いのですが
一般管理費・販売費 と言うのは販売をするにあたってかかった宣伝費・人件費・管理費です
商品を製造する為にかかった人件費は一般管理費・販売費にはなりませんのでご注意を。

結論です。

・粗利益率とはいかにボッタクリをしているか? を知る為の指標である。
・指標は複数年の比較とライバル者とのをしなくてはならない。
・沢山ある「何とか率」は無理に憶える必要がない!! 脳ミソが爆発します。


今日の一言 (南海会社バブルで大損した偉い人の泣き言)

私は天体の動きは計算できるのだが、
人間の狂気ばかりは測りきれなかった。

アイザック・ニュートン

たった一行で儲けがわかる

たった一行で儲けがわかる 2004年 6月4日

 ろくでなし財務シリーズ

警告公認会計士・税理士・会計に精通している方は読まないで下さい。アホでも分るようにアホの管理人が書いておりますので、
専門家や精通している方には、あまりのレベルの低さに精神的苦痛を感じると思います。    

ええっと・・・一ヶ月も更新をサボったらアクセス数がどのくらい減るのか?
を実験していましたら・・・いい加減に怒られそうなので久しぶりに更新します。
今日は損益計算書に出てくる当期利益についてです。

損益計算書が会社の利益を表すものであることはすでに述べたでしょ。
このさい信用出来る出来ないはほっておいて、とりあえず黒字なのか赤字なのかは
わかると思う。 
売上から売上原価(仕入れの値段・製造にかかったゼニのこと)
を差し引いて、
粗利益(売上から売上原価を差し引いたもの)が残り、後はドンドン
帳簿を下に見ていってイロイロと差し引くと最終的に
当期純利益にたどりつく・・・

この
当期純利益とは商売で儲けたゼニから全ての支払いを済ませて・・・

無駄遣いの大好きな日本国政府

ピンハネをされた後に残った儲けのことである!!
とりあえず、初心者は当期利益がプラスなのかマイナスなのかで
会社が儲かっているかいないかを、とりあえず判断するればいいのだ!!

これなら

どんな馬鹿でも、たった一行でわかる!!

ということになります。しかし、何度も言っているように帳簿上の利益は経営者
の胸先三寸でどのようにもなります。 

本当にその利益が利益と言えるのか? を見極めないといけません。

売上が上がって利益が増えていても、その上昇率以上に
売り掛け金が増えて
いないか? 売上の上昇率以上に
棚卸し資産が増えてていないか? 
なども注意深く見なくてはいけません。
そして少なくても3期分以上の当期利益を見比べて検討しなくてはいけません。

では何故? 
売り掛け金が売上の上昇率以上に増えているか?
を調べないとマズイのかを説明します。

まず、利益が出るためには
売上がないといけません・・・当たり前ですね。
では、
その売上が何をもって売上とするのか? を考えないといけませんね。 

私は
いつもニコニコ現金払いで商売をしています。

回収できるか不安のある売り掛けなんか絶対にヤダね!!

より多くの現金を手に入れることが商売の目的なのですから、帳簿だけ儲かっても嬉しくあ
りません。 最近はキャッシュ・フローを重視した経営が騒がれだしましたが・・・
私から言わせていただければ 何を今さら!! ってなものです。
しかし、今までの日本企業は現金(運転資金)のことは銀行が面倒を見てくれたの
で、あまりキャッシュ・フローを気にしなくてもよかったのです。
ですから、売り掛け金であっても売上になるし、工場から品物が出荷された時点で売上になる
し、伝票をもらった時点でも売上になるという状況になるです。

この曖昧さが、粉飾やインチキの売上水増しをやりやすくしているのです・・・

酷い話になると、外国の取引先に商品を出荷したことにして、
一年中世界の海をさまよい、目的もなくイロイロな港に立ち寄り
決算が終わるまで時間を潰しているなんて馬鹿な話もあります。

でも、これも売上になります・・・ しかし・・これが売上と言えます?? 

さて、こんなモノを売上として計算した場合には帳尻あわせが必要になってきます。
儲かったのであれば、現金が増えないとつじつまが合いません・・・
しかし、商品を積んだ船が海の上で漂っているだけですから・・商品の代金は入って
きません・・ となると、
売り掛け債権 として貸借対照表に記載されることになります。

だから、インチキの売上を計上しても、売り掛け債権の増加率でバレるのです。
そして、海をさまよっていた商品はいずれ返品される商品ですから・・
売れ残り在庫の山を抱えてしまいます。
まぁ、これは初歩的な手口ですのでコレ以外にもイロイロな手口がありますが
日記のネタが減るので今回は割愛します。

チョロチョロとネタを小出しをする
「ろ・く・で・な・し な日記」でごめんね

さて、超初歩的な売り上げの水増し方法の勉強が終わったところで今回のまとめです。

結論です。

・損益計算書の当期利益がプラスかマイナスかでとりあえず儲かっているかいないか?
 の判断が出来る。 ただし、とりあえずである。

・当期利益は必ず複数年の比較をすること。 

・売上の増加率と売掛金の増加率を必ず比較して本当の利益なのか?を確認しましょう。


今日の一言
 (私の友人(本物の大富豪)が小学生の時に先生に質問をした・・・)

先生!! 愛ってドコで売ってるの?? 
それっていくらすんの??



うーん・・・歪んでますね・・・可愛そうですね・・・こりゃ私より重症ですな・・・

都合の悪いことは隠すのだ!!

都合の悪いことは隠すのだ!! 2004年 4月 18日
 

> ろくでなし財務シリーズ

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専門家や精通している方には、あまりのレベルの低さに精神的苦痛を感じると思います。    

連結決算でグループの正体を暴く

四季報を見ていると「連結」とか「単独」というモノが出てきますが・・・

ありゃなんだ? と思う方がいるといけないので一応いい加減に説明します。

まず説明の前にチョッと話はズレますが・・・

人間というものは、「都合の悪いことは隠す」「すっとぼける」という習性をもっております。
これは、上場企業の社長さん・悪徳政治家・そこいらの悪ガキも一緒です。

かく言う私も、都合の悪いことは・・・・
笑ってごまかす!! 開き直る!  逆ギレする!!

という、ならず者特有のクセがあります。
 
しかし、企業は投資家に対して都合の悪いことを、開き直ったり逆ギレをするワケにはいきま
せん。 ですから こればっかりは、上手に隠すしかないのです。

例えば、商品が売れなくて在庫の山を抱えてしまい、このままでは利益が上がらず赤字にな
ってしまうという困った事態になったとします。 そうなると株価は低迷してしまうし、信用も落
ちてしまいます。

オイ!! アソコはやばいぜ!! 気をつけろ!!

なんて噂が立った場合には、企業は致命的なダメージを受けてしまいます。
こうなると何とか利益が上がっているように見せかけたいと思うのは
人情というものです。
そこで、「子会社に在庫を引き取らせて売上に計上してしまえばいいのだ!!」となります。
これなら「帳簿上の利益」となりますから、利益が上がっているいるように見せかける事がで
きます。 これを
損失隠し!!といいます。 似たようなモノでは不良債権飛ばし!!
有名ですね。 これも、方法は損失隠しと一緒で子会社に不良債権を
健全な債権として
売り飛ばし帳尻を合わせるといった方法を使います。 (これは粉飾の手口です。)
こんなことをして、帳簿を取り繕っても問題は解決しませんが・・・・

日本の伝統的問題解決の必殺ワザである

問題の先送り!! 臭いものにはフタ!!

といった事を考える方が多いのでこのような事になります。
では「粉飾」に話をもどします。

通常、「損失隠し」や「不良債権飛ばし」というヤツは子会や関連会社を利用して行われます
が上場している大企業ともなるとやり方が巧妙で
とっても豪快です!!

例えば

ケイマン諸島にダミー会社を作って不良債権を丸ごとすっ飛ばす!!

米国のインチキ投資会社に不良債権を簿価で引き取ってもらい、
その簿価と同等額の金融商品を購入したことにして損失を隠す!!


どうです? 豪快すぎて気持ちがいいでしょ?
とにかく、単独決算だけだと企業はイロイロと都合の悪いことを隠せるのです。

脱線開始!!


不公平でしょ? インチキと嘘はムカつくでしょ?

しかし、何度も口を酸っぱくして言いますが・・・

日本はバレなければ何をしてもいい国なんです!!

ですから・・・

人を見たら嘘つきと思いましょう!! 詐欺師と思いましょう!!

自分以外は何も信用してはいけません!!

と、こんな事を書いていたら・・・後ろから山猫1号が日記を覗き込み・・・

アンタって・・・本当に心が歪んでるね・・・>とため息をついています。

脱線終了!!


さて、私が心の歪んだ人間ではない!! ということは読者の皆様が一番よく知ってくれている
ので、山猫に対しあえて弁解はしません!! よって先にすすみます。 

決算書を信じて利益が上がっていると思って投資した企業なのに・・・


ある日突然!! 簿外債務が出現!! 株価急落!!
 なんてことになります。

これでは、投資家が疑心暗鬼になってしまい、まともな市場が育つワケがありません。
不透明さを嫌う外国人投資家からも圧力がかかります・・

うむむむ・・・このままではマズイぞ!!
そこで、上場企業には子会社、関連会社の決算を一緒に公表する
連結決算が義務化さ
れました。
 
これは、青い目をした外人のいちゃもんに弱いという習性をもつ金融当局が
外圧により導入した制度と言えます。

さて!! これならインチキは出来なくなる!! と思うでしょ?
ご安心ください!! この制度にも、ちゃんと
抜け道があります!!

連結決算の対象となるグループ企業とは

1 主力企業が議決権の過半数をもつ子会社。
2 主力企業が子会社の議決権を40%以上もち、その子会社がさらに下の子会社の議決権
  20%を持つ会社、つまりグループ全体を通じて過半数以上の議決権を持つ場合。
3 主力会社がある会社の議決権20%以上50%未満を持つ場合、その会社は関連会社として
  連結決算の対象する。

となっています

ということは・・・議決権を19%以下に抑えてしまえば連結対象とはなりませんよね・・・
もしくは、複数の名義人を立てて過半数の株を抑えていれば大丈夫ですよね?
ただこの場合、名義人が裏切ると・・・怖いですね・・・
まぁ、よく調べてみると以前よりは、やりにくくなったという程度のものでしかありません。
しかし、不思議なことに粉飾決算をしている会社は何故か噂が流れます。
大抵は会社関係者が漏らしているのです。 

人間とは秘密を知ると黙っていられない!! 

という、周りの人にとっては大変にありがたい習性があるからです。

お前だから言うけど・・ここだけの話だけどさ・・・

というふうに噂は広がっていきます。 「王様の耳はロバの耳」というヤツでんな。

さて、粉飾とは逆に、儲け過ぎて税金を余分に払いたくない場合には、無駄な経費を使った
り子会社や関連会社を利用して
利益隠しをします。(逆粉飾) 

儲け過ぎると税金が高くなり馬鹿くさいし・・・それより何より

楽して取りやすい所から徴税する!!

をモットーにしている税務当局に目をつけられると後々面倒なので、

税金を多くとられるし、正直に申告すると「税金の取りやすい会社」
として税務当局に目をつけられので誤魔化しちゃえ!!
 となります。

これは大なり小なりどこの企業でもやっている事です。
税務当局の皆様は限られた人員で厳しい
徴税ノルマに日々追われています!!
税収確保の為に何とかして重箱の隅をツっつき「申告漏れ」を発見して税金を取り立てないと
いけません。しかし、儲かってない企業に
いちゃもんをつけて徴税するよりは、儲かって
いる企業に
いちゃもんをつけて徴税した方が効率が良いし税金も多く取れるのです。

第一、楽でいいや!! きゃははは!! となります。


一方、企業からしてみたら、正直に申告して多く税金をはらったら、儲かっている会社として
税務当局に目をつけられて「重箱の隅」をつっつかれるのであれば馬鹿らしくて、税金を納
める気がおきなくなるのは人情というモノです。
このように、日本の歪んだ税法のせいで企業は利益を少なくみせることを一生懸命にやりだ
すのです。

これを解決する方法は 国民背番号制 を導入して全ての法人・国民の所得を100%管理で
きるシステムを構築することです。これなら、今まで税金を払っていなかったヤツからも税金
を取れますし徴税効率が上がり、税務当局の仕事も楽になるハズです。
税務当局の皆様も国民から「税金泥棒」「ノゾキ魔」と言われないですみます。

楽して取れるところから徴税していた国家は必ず滅びます!!

これは歴史が証明しています。 これは、自民党の議員先生たちも理解しているのですが・・・
「国民背番号制」なんて事を言い出したら、次の選挙には絶対に勝てません!!
マズ、共産主義者・左翼の連中が 
国家による国民の管理だ!! などと騒ぐし、
所得を100%捕捉されたら困る金持ちが沢山いるからです!!

かく言う俺様だって困る!!


結論です。

・ 赤字決算をしている会社は税務署は目をつけません!!
  儲かっている会社にいちゃもんをつけた方が仕事が楽だからです!!

・ 100%所得を捕捉されているのは、サラリーマンだけ!! 法人・自営業者のほとんどは節税
  と称して脱税をしている!! 我が皇国はサラリーマン以外のものには脱税天国である!!

・ 不公平な税制だと国家は滅びるので国民背番号制を導入して国民の所得・財産を国家が
  捕捉できるようなシステムを構築するべきだ!! 

でもそうなったら・・・

私は困るのでカリブ海に島を買って犬と山猫達をつれて移住する!!


さて、ちょっと脱線しましたが、このような事情から上場企業の場合には「粉飾」よりも
「逆粉飾」の方が多いのです。企業の利益は株主のモノですから利益を少なく見せるのは株
主に対して損害を与える裏切り行為です。 しかし、株主のことを考える経営者が少ないのと
歪んだ税法の為に日本ではこのような事がまかりとおっているのです。
(これは後日詳しく日記にします)




結論です
今日はイキナリ脱線から始まりましたが・・・
ようするに私の言いたいことは決算書とは単独だったけど 沢山の企業が悪さをする為に
不透明さを嫌う外国人投資家からいちゃもんをつけられて関連企業のある主力会社は
2000年より連結決算が義務づけられたということです。 

そして企業の活動も複雑で多様化してきた為に、企業が本当に儲かっているのかどうか?
を知る為には単独決算だけでなく連結決算を見なくてはわからない。


今日の一言
 (映画ウォール街より)

恋なんてものは・・・・・
人間がでっちあげたおとぎ話だ!!

                              ゴードン・ゲッコー